マーシーのヴォーカルってヒロトの唄の後に突然やってくるとドキリとするよね|ブルーハーツ「ハンマー」

コミックバンドでベースを演っています。そのバンドで、次のライブでブルーハーツの「人にやさしく」を演ることになりました。スコアを見てみると、なかなかにリズムが難しい。PCのiTunesで探したら音源を持っていなかったので、慌ててiTunesStoreで購入しました。

ブルーハーツのベスト版は持っているので、悔しいからシングル版を購入。

で、カップリングで入っていたのが「ハンマー」です。人にやさしくのあと、そのまま流れてきて、ハンマーは当時はテープで聴いていたので普通に流していたのだけど。ヴォーカルがヒロトからマーシーに切り替わるところでドキリとした。

ヒロトはこう唄います。

48億の個人的な憂鬱 地球がその重みに 耐えかねてきしんでる
でたらめばかりだって 耳をふさいでいたら 何も聞こえなくなっちゃうよ

そしてマーシーが唄います。

外は春の雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち
夏を告げる雨が降って 僕は部屋で一人ぼっち

世界の人々の憂鬱を気持ち迫りくる伝え方で唄うヒロトに対し。個人の情景をペラペラの歌唱力で訴えるマーシー。この対比、この落差にドキリとさせられます。一人ぽっちの非力さや寂しさが伝わります。

ヒロトあってのマーシーのヴォーカルですが、この曲に関しては、チリペッパーズのジョン・フルシアンテのコーラスよろしくマーシーの歌声が強烈に迫ってきました。ひさびさに聴きましたがよい出会いでした♪

Photo by Aaron Escobar

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

sharing is!

この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

コメント - comments -

コメントする

CAPTCHA


目次 - post contents -